2007年10月30日

祖父と孫の合作,怪物絵師,狩野永徳,

 京博、学芸員の方、曰く、
「狩野派が如何して出来たかは、詳しくは分からないのですが、
 
永徳のお爺さんに当たる。元信が、最初に、
 大和絵師の娘さんを、お嫁さんにもらい、
 金箔を貼る事や、狩野派の絵は、
大和絵の技法を元にした所が 有り、
 
つまり軒先借りて、母屋をモノにしたと言うか、
 お嫁さんの実家の技術を、すっかり、
自分のモノにしてしまったのです。

 また元信は孫に当たる永徳を、非常に可愛がり
 将軍足利義輝のもとに参じるとき、
十歳の永徳を一緒に連れて行っているようす。
 
1559年<永禄二年>永徳、十七歳の時、祖父元信没す。

 普通はお父さんから絵を教えて貰うのですが、
 永徳は祖父元信に習うと記させております。」

 以上、学芸員の方、曰く
 後は、細画、大画、等技術的なお話でした。

 おもしろいですね、今も昔も人の世は変わりませんね、
 
 また、将軍に会うのに孫を同伴したと、
 余程孫の永徳が可愛かったでしょう、
 
 孫の永徳の才能を見抜き、将来の事も考え、
 そのうえの、祖父元信の行動でしょう。
 普通、父から習うのに、祖父元信に十七歳まで、
 みっちりと教えて貰った孫、永徳。
 
 祖父と孫の合作で 怪物絵師 狩野永徳 の誕生です。
 
posted by たちさん at 20:27| Comment(0) | 日記

京都国立博物館、内覧会

昨日、京都国立博物館、狩野永徳展に行きました。
内覧会で、博物館は休館日、
会員のみ、限定で、約200名程
一般公開では、一時間も並ばれておられるのに、
洛中洛外屏風、前、も、7〜8名で、
ゆっくり見ることが出来ました。

当店の並びの、古美術商さんが、
二年前、新発見された、との
うわさの、洛外名所屏風も、ゆっくり見ました。
学芸員の方も、奇跡の発見と、賞賛されておりました

余談ですが、当店の周りには、
日本でも、屈指のそれぞれの専門店や、
世界の、美術館、博物館、相手のお店、
等、数々のお店が軒を並べでおられます。

そんな、流れで、当店のお客様も、
世界中の東洋美術研究家や、愛好家、
観光のお客様、等、多数の方々にご来店頂き、
緊張気味の日や、毎日が、勉強の、
忙しい、日々を、送っております。

内容は、京都国立博物館、山本英男さんが説明されましたが、
人間らしく、久しぶりに楽しい説明で、
長くなりますので、後日。書かせて頂きます。
お楽しみに!!
posted by たちさん at 11:00| Comment(0) | 日記